BUMPと薮くん

 

ラジオについて書いた後、大事なものを忘れていたことに気付いた。

それはPONTSUKA‼の存在だ。

これは、毎週日曜27時から30分程度放送されているBUMP OF CHICKENのラジオのことである。毎回放送後にはストリーミング配信が行われているので、私は基本的にそれを利用している。

何故これを書き忘れたか。多分ラジオという意識では聴いていないからだと思う。聴いたことがある方には分かって頂けると思うが、あの放送は雑談に近い。勿論良い意味でである。

お便りを読んだり、近況を語ってくれるのだが基本ずーっと仲良く4人で話をしており、その中にお邪魔させてもらっている感じだ。

どんなに売れてもどんなに忙しくなってもあの4人の関係性はずっと変わらないし、PONTSUKA‼も変わらない。

 

 

PONTSUKA!!を聞いている時なんかは時折、BUMP OF CHICKEN好きを公言したる薮宏太くんのことが頭に浮かんだりする。この放送、薮くんも聴いているかなあなんて。

 

そもそもこの2つ。交わることがないと思って生きてきた私は薮くんがBUMP好きだと知った時、それはもう飛び跳ねる程嬉しかったわけだ。

 
BUMP OF CHICKENをあまり知らないHey!Say!JUMPファンの方々も多くいるだろうしその逆も然りだ。

 

JUMPファンの方々は、薮くんが真剣SUNSHINEのMVメイキングで落書きしていたキャラクターを覚えているだろうか。

 

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これ。

教室での撮影の際、光くんが自分のノートに描いた落書きをカメラに向けてくれて、それを見た薮くんが自分も描いたという落書きを光くんに見せていた。初見では、ここのふたりのやり取りかなり好きだなと思っただけだったのだが、薮くんが描いたキャラクターの存在に気付いてからはここのシーンを何度も見返してしまう始末である。

 

 

これはBUMP OF CHICKENのボーカル&ギターの藤原基央(以下藤くん)によって創り上げられたキャラクターで、名前はニコルという。

 

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猫っぽいが二足歩行でありマフラーが特徴的だ。

元は藤くんのお母さんが描いた猫がモデルであり、藤くんが幼少期に母親から褒められるような際に描いてもらっていたものだったらしく「自分が認められた瞬間」の象徴だったと語る。

 

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BUMPのグッズにも起用されており、2016年にはついに人形にもなった。私の家にもいるのだがとても可愛い。癒される。

 

薮くんのように、学生時代このキャラクターをノートに落書きしたことがあるBUMPファンは少なくないはずだ。斯く言う私もそのひとりである。

 

以上が薮くんも描いたニコルについてである。

 


薮くんは随所でBUMP OF CHICKENが好きだと公言している。

 

なんとなく、自分はどのアーティストが好きだとかどういった影響を受けたとか話しているジャニーズは少ない気がする。というかほとんど知らない。
その中でもA.B.C-Z戸塚祥太くんもBUMP好きを公言している。時折雑誌などでBUMPの話をしていたり、薮くんとBUMPに関したやり取りをしたということを知ると嬉しくなる。


薮くんのBUMP好きで印象にあるのは、真剣SUNSHINEのメイキング以外だとチカラウタかなと個人的には思う。出演した際に薮くんは『才能人応援歌』という楽曲を流した。

これはBUMP OF CHICKENが2007年12月19日にリリースしたメジャー3rdアルバム『orbital period』に収録されている。


私はこの曲が世に出てからすぐ出会った。BUMP好きの友達がorbital periodを貸してくれたのだ。

借りてからまずアルバムを1周する。ただ聴く。そして次に歌詞カードを開く。

私がすぐに聴き返したのはそう、この『才能人応援歌』だった。一度聴いただけでもうすでにハッとさせられた記憶がある。心が痛くなった。

 

BUMPの歌詞をどこが良いとか抜粋するのは躊躇われるが、敢えて薮くんも紹介した部分を切り取らせて頂く。

 

得意な事があった事 今じゃもう忘れてるのは
それを自分より 得意な誰かが居たから

ずっと前から解ってた 自分のための世界じゃない
問題無いでしょう 一人くらい 寝てたって

生活は平凡です 平凡でも困難です
星の隅で 継続中です
声援なんて皆無です 脚光なんて尚更です
期待される様な 命じゃない

唇から 零れ落ちた ラララ
ほんの少しだけ 大気を揺らした ラララ
とても 小さな声 唯一人が聴いた唄 ラララ

 

本当に才能人応援歌はいつ聴いてもしみじみしてしまうし歌詞を見るとなんとも言えない気持ちになる。

 

薮くんはこの歌といつ出会ったのだろうか。アルバムリリース時の2007年だとすると薮くんは高校3年生だ。Hey!Say!JUMPがデビューした年と同じである。

もしその時に初めて耳にしたのであれば、薮くんにとってこの出会いはすごいタイミングだっただろうな。

 

ずっとセンターだった自分が、デビューしてからは真ん中ではなく端に立つようになったこと。それが悪いことではないと分かっていながらも、自分でそれを消化できずに悶々としていたこと。

当時の薮くんの心境を考えると本当に胸がきゅーっとなる。

 

そして、役割がないと感じていた気持ちを、何クソ!と奮い立たせてくれた。色々なパワーを与えてくれた。自分が潤滑油となりグループを支える。メンバーがそれぞれの立場で仕事をしてグループに還元してくれればと語る薮くん。

 

本当に素敵な思考だと思う。軽率には言いたくないが尊敬することしかできない。

 

BUMPが歌番組に出た時、紅白に出た時、SONGSで歌った時、その時々で薮くんも観てるかな、録画して何度も再生するかな、と。
ライブに行った時は、薮くんはこの景色を観たことがあるのかな、観たとしたらどう思うのかな、と。
CDがリリースされた時は、薮くんももう聴いたかな、好きな歌はどれかな、と。
そんな風に思うようになった。

 

薮くんがBUMPを好きだなんて、それだけで人間味がある。アイドルの薮くんも普通の人間なんだよな、普通に悲しくなったり葛藤したり嫉妬もするよな、と。

 

持つ感情は私たちとなんら変わりないのだ。

 

私が普段からBUMP OF CHICKENを聴いているのと同じく、薮くんもそうなのだ。そして時には戸塚くんとBUMPについて語り合い、光くんには新譜を聴かせてあげたりするのだろう。

 

 

薮くんは何度この歌に救われたのだろう。どれ程BUMP OF CHICKENに支えられたのだろう。

 

Hey!Say!JUMPとしてデビューした薮くんが、才能人応援歌と出会えて本当に良かった。

 

 

個人的には、BUMP OF CHICKENと薮くんが何かしらの形で関わる日が来たりしないかなぁと密かに思っているのだが、もしかしたら今の関係の方が薮くんにとっては良いのかもしれない。

 

 

MVを撮る仕事の合間にニコル落書きしちゃうアイドルがいるということを、BUMPの4人は知っているかな。

 

そしてBUMP OF CHICKENの20周年ライブの際、藤くんはこう言った。

 

僕らが今まで作ってきた音楽、これから作っていく音楽。

全部、君に会うために生まれてきました。

忘れないでね。

これからもよろしくね。

 

 

才能人応援歌に励まされ戦い続ける薮くんをこれからも見て行きたいし、いつまでも寄り添ってくれるBUMPの楽曲を糧に私も生きていきたい。