smartという名盤について

 

前回のブログにて八乙女光くんのことを綴っていたら、smartについて書きたくなった。自論を展開するだけの何の意味もないブログなのだが、検索に引っかかったか何かでここを読んでくれている誰かがいるらしい。ありがたい事だがつまらないと感じた方はすぐさまページを戻って頂いて構わない。つらつらと書き連ねていきたいと思う。

smartというワードを突然出したがこれは完全に良作だと思っている。ここにふと立ち寄った人にもわかるよう簡単に説明すると、smartとはHey!Say!JUMPが2014年6月にリリースしたアルバムで、彼らにとっては通算3枚目のものとなる。

シングル曲でいうと、Come On A My House 、Ride With Me 、AinoArikaが収録されている。

 

共通しているものはユニット曲を抜かした14曲。そのうち1つは裕翔くんのドラム演奏だ。そしてメンバーの手によって作詞された曲が5つある。

この情報は追々知り得る事になると思うがまぁ良い。

 

単刀直入に、私はコンパスローズが好きだ。もう最高としか言いようがない。


余談ではあるが私はCDを手にしてからの流れとして、まず耳から入る。その後から目で歌詞カードの文字を追う。この流れは自分の中では絶対的だ。勿論歌詞カードをパラパラ捲って、この歌良さそうだなと直感で選び聴くという人もいると思う。そこの段階は自由だ。しかし正直幾ら歌詞が良くても耳が音を拒否すればその歌を好きになることはない。


その流れを経て、結果的に何度も聴き返したのがコンパスローズだ。初めて耳にした時は、どこかかっこいいバンドから提供された楽曲なのかと思わずにはいられなかった。勿論今までのものを蔑んで評価しているわけではない。ただただ今までのHey!Say!JUMPにはなかったような印象を受けたのだ。そんな気持ちを抱きながらふと目にする。
作詞:八乙女光…??
まさかだった。光くんが作詞していたなんて。またまたやられた。
文字を追い、気になる部分があった。

 

夕日が沈み 星空見えるまで なんとなく進んで行こう

あと少し… 流れ星見えるまで そばにいてもいいよね?

門限の9時 星空が見えても なんとなく一緒にいよう

 

この流れがもう天才ではないか。めちゃめちゃ上から目線っぽくなってしまうことを前もってこれを読んでいる人と光くんに謝罪したいのだが本当にここはすごい。
何故好きなのか。勿論直感でハッと来たというのもあるのだがメイキングを見てやっとわかった。
それは薮くんのコメントである。
薮くんは光くんの綴る歌詞を言葉遊びが上手いと表現した。

(なんとなくの部分に) ”手を繋ぎ”とか”いつまでも”とか入れられるわけじゃん。でも光は”なんとなく”にしたわけでしょ。

なるほど。私もそこが好きなんだと気付いた。ありがとう薮くん。
そう。”なんとなく” 。この5文字、最高に良い。
”手を繋ぎ”という強いられた動作でもなく、”いつまでも”という在り来たりだけど約束が曖昧な言葉でもなく、”なんとなく”。
コンパスローズに似合う。本当に似合う。

「行け・そばにいてもいいだろ・一緒にいろ」
そうではなく
「行こう・そばにいてもいいよね?・一緒にいよう」
遠慮がちというか、自分の感情だけでなく誰かのことも思いやる。考えれば考える程、光くんにしか書けない歌詞だと感じる。

自分自身この曲にだいぶ救われたこともあったので、光くんにはとても感謝している。

コンパスローズ。知らなかった方はCDを買うか借りるかしてまず聴いて頂けたらなと思う。

 

さて、このページはsmartという名盤についてである。まだまだ、良曲はある。

八乙女光が好きだと公言しておいて、Come Back...?をスルーすることは出来ない。コンパスローズの事を書いたなら尚更である。

Come Back...?これもまた例の如く八乙女光くんが作詞をしている。更にこの曲、作曲も彼の手によって行われているのだ。

イントロとサビのメロディが同じであり、とても耳に残る。口ずさみたくなるフレーズとはまさにこのことだ。

本人の口からも述べられているように、簡単に言うと「ドロッとした恋愛」がテーマである。人を恨めないと自分を分析する光くんが長い時間をかけて創り上げた、良くないわけがない。そこで敢えて猫という、苦手なものをワードとして持ってくるのもまた光くんならではだ。

1番で最高に嫌な女性を創り上げる。2番ではそれに反撃する男。わかる。読んでてもそうだよなとは思う。しかし作った張本人は平和な部分も残したかったと述べる。こんなに力強くてある意味トゲトゲしい曲なのに、なんだかスッと入ってくるというか、聴きやすさがあるのは光くん自身争いごとが嫌いなタイプだからというところにも繋がるのだろうか。

ちなみにメイキングではCome Back...?について知念くんと有岡くんもコメントしている。この2人を見ると如何に光くんを尊敬しているかがわかる。レコーディングしている知念くんの表情もまた良いのだ。是非目にして頂きたい。

 

 

コンパスローズ、Come Back...?

冒頭でsmartが良作だと述べた。しかし書ききれない。ここまで読んだ方にはお分り頂けると思うが、途中で光くんの創り上げたものを紹介するだけのブログへとシフトしている事に自分でも気付いていた。smartは曲順もまたしっくりくると思うので1枚通して何度でも聴いて頂きたい。最後のまとめが雑になりかねないので、このへんで締めたい。

smart。発売から2年以上経ち、今もなお色褪せるところを知らない。何故他のアルバムがリリースされているのにも関わらず敢えてsmartについて語ったか。詰まる所、そういうことである。

好きの在り方、成り方


私の母親は昔、ジャニーズのある人を好きになった。
敢えて名前は挙げないが、後に彼が所属することとなったグループのCDやDVDを購入し嗜むようになった。
 
私自身、クラスの女子たちとの会話で「修二と彰どっち派?」とか「昨日のドラマ観た?」などと盛り上がるような学生時代を送っていたこともあり、母親が購入した雑誌を時折読んだりしていた。懐かしい。
 
上述のように母親がジャニーズを好きだったので私も比較的ナチュラルに、躊躇なくその世界を観ること出来た。
 
しかしそれなりに「この人かっこいいな〜」と思うことはあっても、なんとなく誰か特定の人物を好きになることがなかった。
 
そんな私にも雑誌を開いた時には決まって読むグループがあった。
 


ひとつは、現在4人で活動しているグループ。これは完全に母親の影響であるため詳細は省く。
 
そしてもうひとつが、Ya-Ya-yahである。
色々なグループがいる中で、自分と年齢が近いこの4人の存在にとても惹かれた。
 
昔、アニメを観ていて主題歌は知っていたので、彼らとそれがリンクするのに時間はかからなかった。
  
そしてYa-Ya-yahを好きになり、その中でも私は八乙女光くんを好きだと思うようになった。
 
「そのうちデビューするんじゃない?でも若いからまだかな。」
彼らのインタビューを読む私に、母親がそう呟いたことは何年経っても忘れられない。
 
そう、彼らが雑誌の中で肩を組んで並ぶことがなくなったのは突然だった。

 


10人で新しいグループ。
 
どういうことなのだろう。Ya-Ya-yahはお終いなのか。
悲しいとか寂しいとかそういった感情ももちろんあったけど、これからどうなるのだろうかといういうことで頭がいっぱいだった。というか普通に頭の中が整理できずにいた。
 
私はただYa-Ya-yahが好きだった。この人たちがデビューしたらもっとテレビで観られるのかなとかなんの疑いもなしに過ごしていた。

甘かった。Jr.の世界が厳しいなんてこと、当たり前がないなんてことは、ちょっと前に母親が感じていたじゃないか。

 
学校では、話題が新しいグループについて持ち切りにもなった。そういう流行りの類は一気に広まる。
Jr.を知らない人にとってはただ、新鮮だな〜くらいにしか思わなかっただろう。
 


私の生活は変わらず続いた。
変わったことは、雑誌ではYa-Ya-yahではなく新たなグループのインタビューを見るようになった。人数が多いので前ほど色々なことは知れなかった。どれが本音かもわからなくもなった。
 
 
そのうち母親が好きだった人はソロ活動を始めた。

「もうグループに彼が戻ることはない。ソロに反対なわけではないけど、なんかなんとも言えない。何を願っても所詮こっちの気持ちは関係ないんだから。」
 
そう話す母親の姿を見て、私は感じた。
人の気持ちは左右されやすくもある。そしてこちら側の気持ちだけではどうにもならないということを。
 
その時に私は悟った。
あぁ、Ya-Ya-yahはもう観られないのだ、と。ふたりは退所してしまったけど、正直どこかでまだ何かしらの形で…って望んでる自分もいた。
いつかまた4人で並ぶことがあるかな、と。
 
いつまで経っても私はどこか残された2人のことを考えていたのだ。残されたという表現も嫌なのだけどそう見られているのも悲しかった。これはタブーなのだろうか。薮くんと八乙女くんは、当時何を考え、何を想い、何を悩んだのだろう。
 
彼らが語らない限り、知ることはできない。
 
ずっとずっとそう思っていた。子どもだった私にとってYa-Ya-yahの存在は予想以上に大きかったようだ。やはりアイドルは、すごい。

 

私はYa-Ya-yahが好きだ。だから私はアイドルとして今でもずっと光くんと薮くんを応援してる。この世界にふたりがいる限りきっとずっとHey!Say!JUMPを見ていくだろう。
 
 
結成当時は、なんでこの10人?とも思ったし、こんなばらばらな10人をひとつのグループにするなんてどんなことが起きるのか、想像もつかなかった。
 
 
そんな彼らも今年で10周年だ。

Ya-Ya-yahとHey!Say!JUMP、私はどちらにも感謝できるようになった。きっと。

 


みんな宿命や壁にぶつかってきたのだと今ならわかる。

色々語ってきたが、そもそもの話として自分の好きなアイドルがこのアイドルの世界にいてくれてること自体がすごいことなのだと、時を経てひしひし感じている。

 

好きの在り方と成り方は本当に人それぞれだな。